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機織り体験

布を織ってきました。
谷中のへび道にある織物工房le poiluさんで開催されている織物の体験教室です。

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お店の中は、糸や織り機などが並んでいて優しい雰囲気。ここでは織物販売の他に織物教室もされているそうです。

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 店長のキュータさん。
 小鳥みたいにキューキュー鳴きます。可愛い!


手順としては

●まず縦糸を用意。
●必要な本数を、必要な長さになるように糸の塊から取り分け、それを色柄の順番通りに織り機にセット。
●それからその縦糸に、横糸を通していって完成です。

あれ?なんだかこう書くとすごく簡単な感じに…。いや、実際は結構大変です。
私は服飾の学校出身で、その後にプロダクト系の学校も出ているので、普通の人よりも布や糸や工具に触れ普段やらないような色々の作業をする機会は多かったはずですが、それでも少々戸惑いました。
しかしそれと同時にとても面白かったです。
やっている最中はその工程がなにを意図しているのかよく判らず、頭にハテナをいっぱい出しながらもとりあえず間違えないようにひたすら作業するのですが、次の工程や次の次の工程に移ると、さっきやっていたあの作業の意味がばばーんと理解できちゃうという感じでした。
1つ1つの作業の全てに意味があって、しかも無駄がない。おそらく、無駄がなさすぎるせいで、作業単体で見ると作業の意図が見えない(想像できない)のだと思います。
無駄がなく洗練された作業工程には、その背後にそれを作り上げてきた膨大な時間と人があるものです。織物の工程作業における無駄のなさと合理的な工夫は、古来よりたくさんの人々が布を織り続け、そのなかで作業が徐々に洗練され合理化されてきた結果なのだろうと思います。
伝統工芸や、よく訓練された工場のライン作業にも見られるこの種の合理性は、その背後も含めてとても美しいと感じます。
人から人へ受け継がれ、時間と共に磨き上げられてできあがった技術を、その先端で自分が受け取る事ができるという喜び。

…などとぐにゃぐにゃ考えているせいか、作業が遅い上に結構失敗しています。。。

IMG_5977.jpg 

 目が飛んで
 模様みたいになってしまった箇所がたくさん。
IMG_5973.jpg 

 隣で織っている友人のスピードの
 速さにちょっと焦る。
IMG_5961.jpg

 織り途中はこんな感じ
IMG_5976.jpg

 そして出来上がり!
 ちゃんとできたー!マフラー!
 4時間半くらいかかりました。
IMG_6139.jpg

 織っている時はただの布っぽかったですが
 巻いてみると
 ちゃんとマフラーに見える不思議。
 素材は羊毛。
 長さ160cmくらい。


そういえば宮古島では昔、昼の農作業の後に夜は女の人で集まって布を織り、非常に手間がかかるものだけど、出来上がるのは宮古上布といって上等の布で、税金のかわりに納めたんだとか、そんな話を聞いたことがあります。
雨の中、色々お話をしつつ楽しくカタコトとお店で機織りさせてもらいながら、私のおばあちゃんも、ひいおばあちゃんも、そのまたおばあちゃんも、もっとずっと前のおばあちゃんも、こんな風にして布を織って生きたんだろうか、それは辛いことだったのか、楽しいことだったのだろうかと思いました。
楽しかったんだといいなあ。

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